幸福の時間
日頃は買い物以外1人で自由に出かけることができなかった母は、家事の事が気になっていた事もあると思いますが、基本的に「方向音痴」なので、病院へ通院のために乗るバス以外では、たとえば電車に乗るのが一苦労でした。
そうでしょうね。
普段乗らない交通機関を急に乗れと言われても私も困ります。現に、東京や名古屋へ出張したときスマホやネットがないと迷ってましたよ(苦笑)。
そんなごく普通の母です。
なので私が休みのときに一緒に出掛けることをすごく楽しみにしていました。
旅行はまた別のコーナーで書きますが、街へ買い物に出かけたり、買い物をしたり、カフェに入ったり、美味しいものを食べたり。
中でも田舎の山里や神社仏閣へ行くのが好きで、月2~3回は写真のような場所でのんびりしたものです。
道の駅で売っている、地元の方が作ったお気に入りの手作り弁当や巻きずしを、ちょっと車で走った先にある、母の田舎を思い出すような風景を見ながら、母の持参した熱いお茶と共にいただくのが至高の喜びでした。
それは私にとっても掛け替えのない、幸福な時間でした。
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2023.02.15 08:46
2023.02.15 01:11