東北の旅 3日目(遠野)
夏の旅のお話を書くのにだいぶ日数がかかってしまいましたが、今回で最終日です。
岩手県の遠野というところは遠野物語などで知っていましたが、現地は一体どんなところだろう!?と昔から興味津々で、いつかは行きたいと常々思っていましたので今回やっとかないました。本当は盛岡も行ってわんこそばを・・と思っていましたが山形を含めた2泊3日の旅程では今回は無理なんで、また次回の楽しみにしたいと思います。
さて、3日目の朝は昨日までと違って早朝から豪雨で、窓から見る景色は滲んでしまって良く見えませんでしたが、宿に車を置かせていただいて、遠野駅周辺や資料館などを強引に回ることにしました(笑)。まずはすぐ近くの遠野市立博物館へ。
ちょうど呪術展をやっていて「おっ!」と思いましたが、例の呪術廻戦とはコラボとかはやっていないようでした。いやぁ昔から日常で使っていた何気ないおまじないなどが詳しく説明されていて、とても興味津々で見入ってしまいましたよ。
たとえば「くわばらくわばら」は雷を避けるおまじないとか、ね。
色々知っておきたい情報があったので、帰りに冊子(1000円)と遠野の機関紙を何冊か購入しました。
ところで内部で上映していた遠野物語を説明するアニメ映画に原田龍二さんが声をやっていて驚きました(笑)。でも帰って友人に聞くと、座敷わらしLoveなのでテレビでも前によく出ていたとのこと。そういえば思い出しました(笑)。他にネッシーに会いに行くのとかやっていませんでした?
時間の関係で少々急ぎながら名残惜しさも残って色々見てまわったあと、博物館のすぐ横にある鍋倉公園へ行って神社へお参りしました。
まだ雨はバンバン降っていましたが、静かで良い雰囲気でした。
さて次は「とおの物語の館」へ。
幸い雨が小降りになってきたので、徒歩5~6分ほどでしたがあまり濡れなくてすみました。
ここは柳田国男の関する資料や宿泊施設を再現したものを置いていましたね。
昔の電話とか什器とかも置いていました。
それからはるか先に見える遠野駅を目指して雨の中をテクテク歩き、駅前に到着。
駅の中はそんなに広くないですが、とても落ち着いた作りで、安心しましたね。
売店もちゃんとあって、そこでリンゴジュースと饅頭を買って食べました。
でもさすがローカル線?
寄った時の時刻は11時頃でしたが、次の発車は17時代とかたまげました(笑)。
相当時刻を調べて電車乗らないとダメですね。
一旦宿の駐車場に戻って車で再発進。
次は遠野物語に出てくるカッパのお話。
この場所に本当にカッパが出たかは置いておいて「カッパ淵」へ行きました。
伝承園や食事のできる施設に駐車場があってそこに停めさせてもらいましたが、案内のおじさんがカッパ淵までの道を教えてくださって助かりました。
ここはお寺の中を通って行くのですが、一旦正面から境内を過ぎて看板に従って進みました。許可をもらえば、カッパ釣りができるようです(笑)。
ここも雨の中かなり歩いてまわったのですが、お昼どきでもあまりお腹がすいていなかったので、そのまま最後の訪問地宮守へ向かいました。
道の駅宮守のすぐ横にある「めがね橋」です。
本当は歩いてゆっくり近づいて写真を撮りたかったのですが、またまた豪雨になってしまい車を停めた道の駅から出られませんでした(苦笑)。
仕方なく売店で龍泉洞コーヒーとパンを買って食べてから雨の降りが弱くなるのを待ちましたが、一向に変化がなく。
しかも帰りの飛行機の時間もせまっているので、豪雨の中できるだけ近づいて写真を撮ってみました(笑)。
道の駅の中に汽車の写真などをたくさん展示していたので、かつてはこの橋の上を汽車が走っていたのでしょうね、と思いをはせてみる。
ということで旅の終わりです。
豪雨の中飛行機は1時間ほど遅れて飛び立ちましたが、雲の上は快晴。(当たり前ですが)
帰着した関西も晴れでした。
ほんとは色々書きたいこと、載せたい写真がいっぱいあるのですが、追々日記などでふれてみたいと思います。ここまで読んでくださった方々(いるのか?)ありがとうございました。
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